Sansui AU-D607 旧タイプ. 3台目 修理記録 
寸評 差し込み式SP端子を持つ、初期タイプは回路自体は同じですが、使用されている電解コンデンサーの値が、大きい
 平成14年12月13日到着   2月8日完了
  • A. 修理前の状況
      YAHOOで落札、「ポップノイズ」がRL共出ます

  • B.原因
      各部劣化
      初段FET(電界効果トランジスター)劣化

  • C. 修理状況
      EQ-AMPのみ修理せず
      SP接続リレー交換
      初段FET(電界効果トランジスター)交換
      電解コンデンサー交換(ミューズ使用)
      配線手直し、補強
      各部、半田補正

  • D.使用部品
      半固定VR                    6個
      FET(電界効果トランジスター)                        4個
      電解コンデンサー              48個(ミューズ使用)
      SP接続リレー

  • E.測定・調整

  • E. 修理費       58,000円    オーバーホール修理。
     
A-1. 修理前 コネクターを取り半田付け
A-2. 修理前 半分の数しか無い、種類もバラバラの取り付けネジ類
C. 修理状況
C-1A. 修理前 Rドライブ基盤
C-1B. 修理後 Rドライブ基盤 初段FET(電界効果トランジスター)、半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換
C-1C. 修理前 Rドライブ基盤裏
C-1D. 修理(半田補正)後 Rドライブ基盤裏 全ての半田をやり直す
C-1E. 修理前 Lドライブ基盤
C-1F. 修理後 Lドライブ基盤 初段FET(電界効果トランジスター)、半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換
C-1G. 修理前 Lドライブ基盤裏
C-1H. 修理(半田補正)後 Lドライブ基盤裏 全ての半田をやり直す
C-2A. 修理前 コントロ-ルAMP基盤 
C-2B. 修理後 コントロールAMP基盤 初段FET(電界効果トランジスター)2個、半固定VR2個、電解コンデンサー12個交換
           高価なBPに変更したので「2個→1個」が4ヶ所あり
C-2C. 修理前 コントロールAMP基盤裏 
C-2D. 修理(半田補正)後 コントロールAMP基盤裏  全ての半田をやり直す
C-3A. 修理前 電源整流+プロテクト基盤
           量産品なのでコネクタ-が使用されていないので、引き出すのに大変
C-3B. 修理後 電源整流+プロテクト基盤 電解コンデンサー18個 SP接続リレ-交換
C-3C. 修理前 電源整流+プロテクト基盤裏
C-3D. 修理(半田補正)後 電源整流+プロテクト基盤裏
C-4A. 修理前 補充電解コンデンサー
C-4B. 修理後 補充電解コンデンサー 480μ→680μに増量交換
C-5A. 修理前 RCA端子
C-5B. 修理後 RCA端子 高価なBPに変更したので「2個→1個」
C-5C. 修理(半田補正)後 RCA端子 太いケーブルを付けるのでRCA端子は十分に半田盛る
C-6A. 修理前 上から
C-6B. 修理後 上から
C-6C. 修理前 下から
C-6D. 修理後 下から
C-7. 修理後 交換部品
E. 測定・調整
E-1. 出力/歪み率測定・調整
E-2A. 出力/歪み率測定・調整  出力=25V=78W 歪み率0.07% at=1000HZ AUX端子入力
E-2B. 出力/歪み率測定・調整  出力=25V=78W 歪み率0.07% at=400HZ AUX端子入力
E-3A. 出力/歪み率測定・調整  出力=25V=78W 歪み率0.05% at=1000HZ MM端子入力
E-3B. 出力/歪み率測定・調整  出力=25V=78W 歪み率0.03% at=400HZ MM端子入力
E-5. 24時間エージング。
                       d607-7-Z
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