YAMAHA B−1用 V−FET在庫一覧
2024/5/1.現在 
2SK77 2個在庫。
2SK180D 6個在庫。
THF51s  製造メーカ選別品4個ペア1組を3セット当方で測定選別した物4個ペア3セット

*2SK77
2SK77/BM 左4個=14台目の物、 2SK77/BK
 2個+2SK77/CL 2個。
*2SK180D
2SK180/D 6個在庫。
A1. SIT(静電誘導型トランジスター)2SK180_Dランク表示のIDSS測定。
    カタログでは ドレイン電流IDSS=8A(VDS=10V、VGS=0V)とあるが測定結果1.35〜1.40Aで2SK77の半分!
A2. SIT(静電誘導型トランジスター)2SK180_Dランク表示の電圧増幅率=μ測定。
      カタログでは 電圧増幅率μ=10(VGS=-20V、VDS=0.1A)。
      測定条件・方法が異なるが 電圧増幅率μ=115(VGS=-6V、VDS=0.05A)。
      TR(トランジスター)の測定器なので、正確では無いが違いのみ測定?
A3. SIT(静電誘導型トランジスター)2SK180_Dランク表示の電圧増幅率=μ測定、2個目。
      カタログでは 電圧増幅率μ=10(VGS=-20V、VDS=0.1A)。
      測定条件・方法が異なるが 電圧増幅率μ=120(VGS=-6V、VDS=0.05A)。
      TR(トランジスター)の測定器なので、正確では無いが違いのみ測定?
A4. SIT(静電誘導型トランジスター)2SK180_Dランク表示の電圧増幅率=μ測定、3個目。
      カタログでは 電圧増幅率μ=10(VGS=-20V、VDS=0.1A)。
      測定条件・方法が異なるが 電圧増幅率μ=115(VGS=-6V、VDS=0.05A)。
      TR(トランジスター)の測定器なので、正確では無いが違いのみ測定?
*THF51s
    製造メーカー4本パックの 4個1組3セット。
B1. SIT(静電誘導型トランジスター) THF−51s のIDSS測定。 メーカ出荷の4本パックなので殆ど同じ。
      カタログでは ドレイン電流IDSS=30A(VDS=10V、VGS=0V)とあるが、
      測定結果IDSS=2.0A で2SK77 に近いが形状が異なる!
B2. SIT(静電誘導型トランジスター)THF−51s の電圧増幅率=μ測定。
      カタログでは 電圧増幅率μ=20(VGS=-20V、VDS=0.1A)。
      測定条件・方法が異なるが 電圧増幅率μ=130(VGS=-6V、VDS=0.05A)。
      TR(トランジスター)の測定器なので、正確では無いが違いのみ測定?
B3. SIT(静電誘導型トランジスター)THF−51s の電圧増幅率=μ測定、2個目。
      カタログでは 電圧増幅率μ=20(VGS=-20V、VDS=0.1A)。
      測定条件・方法が異なるが 電圧増幅率μ=125(VGS=-6V、VDS=0.05A)。
      TR(トランジスター)の測定器なので、正確では無いが違いのみ測定?
B4. SIT(静電誘導型トランジスター)THF−51s の電圧増幅率=μ測定、3個目。
      カタログでは μ=20(VGS=-20V、VDS=0.1A)。
      測定条件・方法が異なるが 電圧増幅率μ=125(VGS=-6V、VDS=0.05A)。
      TR(トランジスター)の測定器なので、正確では無いが違いのみ測定?
*当方で測定選別したTHF51s
       4個1組3セット
残りTHF51s
C1. THF51s、Vp電圧測定(Vds=80V時)。
             左=Vgs電源、右=Vds電源=80V固定、Vgs電圧を調節し、Ids=0の時を測定する。
C2. THF51s、Id電流測定(Vds=80V、Vgs=−5.6V時
         左=Vgs電源=−5.6〜5.6VV固定、右=Vds電源、Vds電圧=80V固定、Idsを測定する。
C3. THF51s測定結果。赤い数字=Vp電圧(Vds=80V時)、
         大きいKい数字=Id電流(Vds=15V、Vgs=−2V時)。
         小さいKい数字=Id電流(Vds=80V、Vgs=−6.7〜5.6V時)、左端4個はVgs=−6.7Vで測定。
C4. オークションで購入THF51s測定。赤い数字=Vp電圧(Vds=80V)、Kい数字=Id(Vds=15V、Vgs=−2V)。
               オークションで購入品、ペア取りに苦労する。
C5. オークションで3回目の購入THF51s測定。赤い数字=Vp電圧(Vds=80V)、
              Kい数字=Id(Vds=80V、Vgs=−6.7V)。
              YAMAHA B-1 2SK77の簡単な置き換へは絶望的!
V. SIT(V−FET) 2SK180,2SK77,THF−51s の規格(マニアル・カタログより) 
絶対最大定格(Ta=25℃) 2SK180 2SK77 THF−51s 2SK180ES
ゲート ソース間耐圧=VGSO 70V 45V 50V 70V
ドレイン耐圧=VGDO 600V 200V 600V 600V
ゲート電流 VGS=1V 0.5A 0.1A 0.5A
ドレイン電流=ID 20A 20A 30A 60A
ドレイン損失=PT ta=25℃ 300W 200W/300W*1 400W 500W
電気的特性(Ta=25℃) 2SK180 2SK77 THF−51s 2SK180ES
ゲート ソース間降伏電圧 IG=0.1mA 70V min 45V min 70V min 50V min
ゲート漏れ電流 VGS=-40V 100μA max 100μA max 100μA max
オフ時ドレイン漏れ電流 VGS=-50V 100μA max 100μA max 100μA max
ゲート  ソース間オフ電圧VDS=300V,ID=1mA 30V 30V 30V
ゲート  ドレイン間降伏電圧 ID=0.1mA 600V min 600V min 600V min
電圧増幅率=μ/VGS=-20V、VDS=0.1A 10 5*2、7.5*3 20 20
入力容量=Cis/V=10V,f=1MHz 2500pF 3000pF 5000pF 2500pF
ドレイン電流=IDSS/VDS=10V、VGS=0V 8A(Typ) 10.5A(Min) 20A(Typ) 18A(Typ)
ドレイン ソース間オン抵抗、VGS=0, ID=2A 1.5Ω max 0.2Ω max 0.3Ω max
ドレイン ソース間オフ抵抗 GS=-50V,VDS=300V 1MΩ max 1MΩ max 1MΩ max
遮断周波数、VGS=20V, ID=2A 10MHz min 50MHz min 10MHz min
ターンオン時間IGS=1.5A 200ns 250ns 50ns
ターンオフ時間VGS=50V 250ns 300ns 50ns
*1=B1説明書より。 *2=B1説明書より/VDS=40V、Id=2A、 *3=VDS=30V、Id=2A f=1kHz
S. YAMAHA B−1 の仕様(マニアルより) 
型式 ステレオ・パワーアンプ B-1
回路方式 シングルプッシュプルOCL、SEPP回路
パワー段用電源 L・R独立のトランス及びケミコン(15,000μF×2)×両ch
ダイナミックパワー 360W(8Ω)、(1kHz,歪0.1%)
実効出力 150W+150W(8Ω/4Ω共)、(両ch,20〜20,000Hz,歪み0.1%)
160W+160W(8Ω/4Ω共)、(両ch,1kHz,歪み0.1%)
パワーバンド幅 5Hz〜50kHz(8Ω)、(IHF,歪み0.5%)
ダンピングファクター 80(8Ω)、(両ch,100W時,8Ω)
全高調波歪率 0.02%(1kHz),0.06%(20kHz)、(両ch,100W時,8Ω)
0.02%(1kHz),0.03%(20kHz)、(両ch,1W時,8Ω)
混変調歪率 0.04%、(70Hz:7kHz=4:1,100W,8Ω)
周波数特性 5Hz〜100kHz(+0,−1dB)、(1W,8Ω)
入力インピーダンス 100kΩ
入力感度 775mV
レベル可変幅 18dB(775mV〜6V)
残留雑音 0.3mV
SN比 100dB
ランブルフィルターfc 10Hz,−12dB/oct
入力端子 NORMAL-DIRECT(SW切換)
出力端子 1-2-3-4-5(UC−1使用時)
(B-1単体の場合は1のみ)
付属回路 オーバーロード・インジケーター
パワーFET(Field Effect Transistor)保護回路(自動復帰・純電子式過電流保護回路)
スピーカー保護回路(電圧検出リレー駆動方式)
サーマルインジケーター(温度上昇検出保護回路)
ランブルフィルタースイッチ
主な使用半導体 FET(Field Effect Transistor)=39個
TR(トランジスター)=113個、 LED=3個、 ツェナーダイオード=7個、 ダイオード=64個
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 440W(電気用品取締法による表示)
寸法 460W×150H×390Dmm
重量 37kg
別売品 専用アダプター UC-1
価格 335,000円(1974年当時)
U. YAMAHA UC−1 の仕様(マニアルより)
ピークメーター部 −50dB〜+5dBまで表示するピークVUメーターとメータードライブ回路
スピーカー切換部 5組のスピーカー切換SWと左右独立レベルコントロールボリューム
その他 パワーインジケーター,オーバーロードインジケーター,サーマルインジケーター
B-1との接続 直接B-1前面に実装,または,別売専用コネクターコードにて接続使用
仕上げ ブラックアルマイト,梨地仕上げ
寸法 460W×150(+5)H×83(+50)Dmm
重量 5.5kg
別売品 専用コネクターコード
価格 5万円(1974年当時)
                    v-fet_8
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